SHINOHARA　コーナー

先に　HANIWAブランドとして発表された　HCTR-COは世界に類を見ない
0.2Ωという超低インピーダンスを実現した電流出力型カートリッジです。

一般にMM型カートリッジは数百Ωの出力インピーダンスを持ち、
MC型においても10から40Ω程度、低インピーダンスと呼ばれるタイプですら
3～５Ωがほとんどで、例外的にSPUなどには1.5Ωのものが存在しましたが
今回のHCTR-COはそれらを大幅に下回り、約１０分の１以下の値です。

回路のインピーダンスを低くすることは必然的に電流出力となりますが、
そのメリットとして、雑音以外にもスルーレイトの高さ、周波数特性の広さ、
さらに利得を大きくした場合でも出力帯域幅に与える影響が小さい、など
多くの利点があり、インダクタンスが小さくなることから位相ずれが小さくなります。

電流伝送にはこのような特長を備えてますが、HANIWAカートリッジでは
その極限に迫る低インピーダンス特性のため、前作のHCTR-01,HCTR-01mk2においても
従来市販されていたEQアンプでは使用困難なケースがほとんどでした。　

今回、HCTR-CO　と共に開発された　HCVC01　ではこれらのカートリッジと同時に
使用することで一般のEQアンプでもそれらの性能を十分にひきだすことが可能になります。　

また、新発売ののEQアンプ　HEQA03-CI　はこの特性に最適化された設計がなされ、
究極の低インピーダンスに対応しています。



　
　　　電流電圧コンバーター　HCVC-01
　　　希望小売価格 ￥600,000（税別）

　
　　　電流入力型フォノ・プリアンプ　HEQA03-CI　
　　　希望小売価格　￥1,250,000（税別）
　　
　　　0.2Ω極低インピーダンスカートリッジ　HCTR-CO
　　　希望小売価格　￥1,000,000（税別）
　  

昨年7月の　OTOTEN　に出品、話題を呼んだ　HANIWA　新システム。
その基幹技術は厳密な位相補正による　時間軸の再生です。
正確な時間情報の再生こそ、空間再生に欠かせないものとして
開発に取り組んでいます。

その一環として、従来から　HANIWA　システムではカートリッジ、
フォノ・イコライザーなどアナログ音源 に関わる再生機器にも力を入れ、発表してきました。
とりわけ低インピーダンス化へのこだわりは強く、
カートリッジ第1号機　HCTR-01　においても　そのインピーダンスは
０．８Ωと、一般の他社製カートリッジに比べても大きく下回った数値を示しています。

今回発表された　新製品　HCTR-CO　ではさらに低インピーダンス化を徹底し　
ついに0.2Ω　という、まさに、極限といえる値まで低くすることに成功しています。

この　HCTR-CO　に最適化された、イコライザー・アンプ　HEQA-03　CI　
ターンテーブル・システム　「The　Player」　で構成される　システムが
現在の　ＨＡＮＩＷＡシステム　の最新の構成であり、このセットが
OTOTEN　でも発表されました。

以前より日本橋2Fでは展示しておりましたがここ芦屋でもお聴きいただけるようになりました。
どうぞお気軽にお越しください。


　

　
　ターンテーブル　　HANIWA　　　THE　PLAYER
　

　
　カートリッジ　　　　　    HANIWA　　HCTR-CO
　フォノ・イコライザー　　HANIWA　　HEQA03-CI　


  

先に発表された　HANIWA　カートリッジ　HCTR-CO　を使用した試聴音源が出来上がりました。


ここで聴かれる再生音は再生系の徹底した低インピーダンス化により非常に高いS/N比、
広い空間性を実現します。
また、一般に硬さを感じがちな中音~中高音域においても　ストレスを感じさせない
素直な伸びを聴かせました。

小口径でありながら、低音感の再生に定評のあったフルレンジスピーカー　HSP01　ですが
今回の新開発カートリッジ　により、　こちらも一層の改善が見られます。

0.3gという超軽針圧により再生時のノイズを激減させた新音源をお聴きください。


　　　

　　　Waitz　for　Debby　　ビル・エヴァンス




　　　　使用機材

　　　　
　　　　　　　ターンテーブル　　HANIWA　　　THE　PLAYER

　　　　　　

　　　　　　　カートリッジ　　　　HANIWA　　　HCTR-CO　

　　　　　

　　　　　　

　　　　　　　フォノ・イコライザー　　HANIWA　　HEQA03-CI　　　　　　　　　　　　　　  

イギリスのスピーカーメーカー「ハーベス」の定番「HL-Compact7ES-3」でクラシックをお聴きいただけます。
セットするアンプとCDプレーヤーは、日本の定番ラックスマンです。

お気軽にご来店いただいて、じっくりご試聴ください。



ハーベス　2ウェイスピーカー　HL-Compact7ES-3　￥506,000（ペア）




ラックスマン　A級プリメインアンプ　L-590AX2　￥638,000




ラックスマン　USB入力付きSACDプレーヤー　D-06u　￥638,000




お問い合わせは、メールかお電話でお願いいたします。

河口無線　芦屋HANIWAリスニングルーム
TEL　0797-35-0231
芦屋リスニングルーム　TOP

  

すでにお伝えしましたが、英国のスピーカーメーカー　ハーベスの製品価格が一部改定されます。

伝統的なブリテッシュ・サウンドの良さを受け継ぎながら、新しい時代の要求にも対応できる
製品を作り続ける同社の姿勢は日本でも高く評価され、家庭での実際に音楽を聴かれる環境を
よく考慮された音色とバランスを得るために研究を重ねてきました。

一般家庭に無理なく収まる、そして違和感なく導入できるということはその音色にとどまらず、
そのサイズ、外観も重要なファクターとなりますが、英国の良識とでもいうべきバランス感覚の良さ
はこの面からも見受けられます。

古くはQuad、NAIM、最近ではLINN、Aura　等、気が付けばそこにいるのが当たり前、
そんな製品が英国製品には多いように感じます。
このハーベスのスピーカーもその一つとして数えられるものでしょう。

今回が現行価格で購入できる最後の機会になりました。
7/31の受注期限を以て、以降は改定後の新価格となります。

購入をお考えの方は、決してお見逃しの無いようお願い申し上げます。




　　
　　　HL-P3ESR
　　　寸法： 幅 190 x 高さ 306 x 奥行 184 mm(最大200mm)
　　　重量：6.1 kg　　
　　　現行価格　￥290,000　→　改定後　￥340,000

　　
　　　HL-Compact７-ES3　　
　　　寸法：　幅 271 x 高さ 520 x 奥行 310 mm(最大326mm)
　　　重量：13.2 kg
　　　現行価格　￥396,000→　改定後　￥460,000

　　
　　　Super　HL5　plus　
　　　寸法：　幅322 x 高さ635 x 奥行300mm (最大316mm)
　　　重量：　15.8 kg
　　　現行価格　￥600,000　→　改定後　￥690,000

　　
　　　Monitor30.1　
　　　寸法：　幅 280 x 高さ460 x 奥行 275mm(最大291mm)
　　　重量：　11.6 kg
　　　現行価格　￥540,000　→　改定後　￥620,000



　　


＊　表示価格はいずれも税別  

6/21 より　DENON　アナログ関連製品の価格が改定されます。

対象製品はレコード・プレーヤー、カートリッジですが
最近発表された製品を除く、ほとんどすべての製品が対象となりました。

DL-103に代表される業務機のノウハウが強く反映されたＤＥＮＯＮのコンポーネントは
高い信頼性を誇り、往時よりマニアの憧れの製品でした。

アナログ再生に興味をお持ちの方、以前、所有していた装置をもう一度見直しをしてみよう、と
お考えの方、値上がり前のこの機会にぜひ、ご検討ください。

　　＊その際、お手元の装置のラインアップ、現在の状況がわかるような取説やメモ等、
　　　 お持ちいただければ幸いです。
　　

　　　
　　
　　　　DP-1300MK2
　　　　現行価格　　￥200,000 → 新価格￥220,000


　　

　　　　DP-500M
　　　　現行価格　￥85,000 → 新価格　￥93,500



　
　　
　　　　DL103　

　　　　現行価格　 ￥35,000　　→　　新価格　￥41,600


　　

　　　　DL103R　

　　　　現行価格　 ￥42,000　　→　　新価格　￥50,000

　
　　
　
　　　　DL-301Ⅱ　

　　　　現行価格　 ￥38,000　　→　　新価格　￥44,800


　
　
　　　　DL-110　

　　　　現行価格　 ￥24,000　　→　　新価格　￥27,900


　

　 　　DL-102　

　　 　現行価格　 ￥27,000　　→　　新価格　￥32,100


　　対象製品および価格
　　

　 　アナログ・プレーヤー
 　 　

　 　カートリッジ
　　


 　 針交換
  　  

　
　　ブラームス：ハンガリー舞曲集（全曲）

　　クラウディオ・アバド（指揮）
　　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


　　品番：ESSG-90200
　　定価：3,611円＋税



　
　　シューベルト：アルペジオーネ・ソナタ
　　シューマン：幻想小曲集/民謡風の５つの小品

　　ミッシャ・マイスキー（チェロ）
　　マルタ・アルゲリッチ（ピアノ）


　　品番：ESSD-90201
　　定価：3,611円＋税



　　ハイドン：交響曲集

　　フランス・ブリュッヘン（指揮）
　　１８世紀オーケストラ


　　品番：ESSD-90202/04（3枚組）
　　定価：10,833円＋税



　エソテリックより　6/20、　SACD　新譜が３タイトル発売されます。
　　　　　
　今回、発売されるのは

　　クラウディオ・アバドの指揮、ウィーンフィル管弦楽団の演奏による
　　ブラームスのハンガリー舞曲（全曲）

　　ミシャ・マイスキーのチェロ、マルタ・アルゲリッチのピアノによる
　　シューベルト　「アルペジョーネ・ソナタ」
　　シューマン　「幻想小曲集」作品73 / 民謡風の５つの小品

　　フランス・ブリュッヘンの指揮の１８世紀オーケストラによる演奏で
　　ハイドンの交響曲　より

　　　交響曲 第 88 番 ト長調 Hob.I:88 《Ｖ字》
　　　交響曲 第 92 番 ト長調 Hob.I:92 《オックスフォード》
　　　交響曲 第 94 番 ト長調 Hob.I:94 《驚愕》
　　　交響曲 第 96 番 ニ長調 Hob.I:96 《奇跡》
　　　交響曲 第 100 番 ト長調 Hob.I:100 《軍隊》
　　　交響曲 第 101 番 ニ長調 Hob.I:101 《時計》
　　　交響曲 第 103 番 変ホ長調 Hob.I:103 《太鼓連打》
　　　交響曲 第 104 番 ニ長調 Hob.I:104 《ロンドン》


　上記３タイトルですが
　まず、アバドの「ハンガリー舞曲は　貴重な　ウィーンフィルとの唯一の全曲録音です。
　また、マイスキー、アルゲリッチの 「アルペジョーネ・ソナタ」は発売当初より評判をよんだ
　演奏です。
　最後のブリュッヘンによるハイドンの交響曲は　今回が初出の音源も多く、貴重な録音と
　申せましょう。
　
　いずれも入荷数限定です。
　ご希望の方はお早目の御予約をお願いします。  

国内でも人気の高いスピーカーメーカー 、ハーベス の価格が8月01日より一部改定されることになりました。

同社のスピーカーは、現在の製品として充分な周波数レンジの広さ、適度な解像度の高さを
もちながらも、旧録音のアラも目立たせずに音楽に浸らせてくれる点が高く評価されています。

とりわけ、近年の代表作といえる　HL COMPACT7-ES3　はそのバランスの良さ、品位の高さが
音楽愛好家のみならず、オーディオ・マニアにも受け入れられ、現在までベストセラーを続けています。

今回の改正は2015　3月にに続くものですが　本体が、約15％から16％、
専用スタンドが5％から6％程度の値上げとなる見込みです。




　　
　　　HL-P3ESR
　　　寸法： 幅 190 x 高さ 306 x 奥行 184 mm(最大200mm)
　　　重量：6.1 kg　　
　　　現行価格　￥290,000　→　改定後　￥340,000

　　
　　　HL-Compact７-ES3　　
　　　寸法：　幅 271 x 高さ 520 x 奥行 310 mm(最大326mm)
　　　重量：13.2 kg
　　　現行価格　￥396,000→　改定後　￥460,000

　　
　　　Super　HL5　plus　
　　　寸法：　幅322 x 高さ635 x 奥行300mm (最大316mm)
　　　重量：　15.8 kg
　　　現行価格　￥600,000　→　改定後　￥690,000

　　
　　　Monitor30.1　
　　　寸法：　幅 280 x 高さ460 x 奥行 275mm(最大291mm)
　　　重量：　11.6 kg
　　　現行価格　￥540,000　→　改定後　￥620,000



　　


＊　表示価格はいずれも税別

なお、今回の発表では 7/31までの受注分に関しては現在の価格を維持する、との話ですので
購入を検討されている方はお早目にご予約をお願いいたします。
  

  3/10　発売　

　　　　　　　　　　　　
　　　　ブルックナー：交響曲第９番 　　　　　　　　　　　　　　シューベルト：即興曲集
　　　　カルロ・マリア・ジュリーニ（指揮）　　　　　　　　　　 　 マリア・ジョアン・ピリス（ピアノ）
　　　　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団               　  品番：ESSG-90196
エソテリックより　3/10、3/20　、　SACD　新譜が３タイトル発売されます。
　　　　　
3/10に発売されるのは ブルックナーの交響曲第９番 、シューベルトの即興曲集です。

ブルックナーの第9番はカルロ・マリア・ジュリーニの指揮　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
シューベルトの即興曲は前回のモーツァルトに続き、マリア・ジョアン・ピリスの演奏です。

レパートリーの狭いことでも知られるジュリーニが残した数少ないブルックナーですが、
その完成度の高さは比類なきものがあります。
ウィーンフィルが、その本拠地としたムジーク・フェラインザールにおける定期演奏会の収録
ということからも貴重な名演といえましょう。
また、２０１８年に演奏活動から身を引いているピリスのシューベルトは晩年の円熟した境地を
伺わせるものとして、あまたある即興曲の録音のなかでも名演のひとつとして数えられるものです。
一切の虚飾を排し、自然体で紡ぎだされるピリスの演奏は聴く者の心を打たずにはおれません。

  3/20　発売　

　　　　
　　　　チャイコフスキー：交響曲第４番・第５番・第６番「悲愴」
　　　　ヘルベルト・フォン・カラヤン（指揮）
　　　　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
        品番：ESSG-90197/99　3枚組
        仕様：Super Audio CDハイブリッド
        定価：10,833円＋税


3/20には　ヘルベルト・フォン・カラヤンの指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 の
演奏による　チャイコフスキーの交響曲　第４番・第５番・第６番「悲愴」　が発売されます。

ジュリーニとは対照的に、広大なレパートリーを誇り、そのすべてにおいて高いレベルの演奏を
残してきたカラヤンがここでも、その力を存分に発揮します。
ベルリン・フィルの高い機能性には及ばないまでも、ウィーンフィルの持ち味であるしなやかな
美音を十分に生かした演奏はカラヤンの指揮とも相まってチャイコフスキーの交響曲における
ひとつの規範と成り得るであろう名演を繰り広げます。

いずれも入荷数限定です。
ご希望の方はお早目の御予約をお願いします。  

早いもので今年もあと1週間余り、そして明後日にはクリスマス・イヴ

本来、キリスト教のイベントなのですが・・・
国籍や宗教こだわらずに楽しむところは、さすが日本、といったところでしょうか。
そこで本日はクリスマスにちなんだ楽曲を選びました。

お聴き頂くのは北欧、スウェーデンのレーベルよりPROPRIUSです。

優秀録音で知られる　PROPRIUS　ですが
このレーベルが日本に知られるきっかけとなったのはご存知　「CANTATE　DOMINO」　です。
40年以上も以前に録音されたアルバムですが、当時よりその優れた録音と音楽性の高さで
評判を呼び、様々な試聴会でも使用されました。

オーディオ・マニアならずとも、楽しめるこのアルバムは所有されるかたも多い事と思いますが
まずは冒頭の　アルバム・タイトルにもなっている
　「Cantate Domino」、
次に本アルバムの代名詞ともいえる「Julsång」、英語では「O holy night」で知られています。
続いて「Stille Nacht」,　こちらも「Silent　Night」と呼んだほうがなじみがあります。　
そして「Zither Carol」,
最後に「White Christmas」の5曲をお聴き頂きます。
　
この季節、久しぶりにCDラックより取り出してみました。


　演奏曲目

　1.　「Cantate Domino」

　2.　「Julsång」

　3.　「Stille Nacht」

　4.　「Zither Carol」

　5.　「White Christmas」




　
　Cantate Domino　　　PRCD 7762　　（CD）　




　Cantate Domino　　　PRSACD 7762 　　（ＳＡＣＤ）


このCDを聴いていますと　音圧が低いことが最初に気になります。
２～3dB程度ではないように感じるのですが、SACDでは改善されていました。

実はオリジナルはLPだったのですが、残念ながら入手できたのはのちの再発盤のみでした。

CDでの印象も素晴らしいのですが、やはり、オリジナルを聴きたくなります。