2015年05月24日
LUXMAN D-08u です。
3月に導入したばかりのSACD プレーヤー MARANZ SA11S3 ですが、
急拠日本橋に戻ることとなりました。
お客様からSA11S3 を聴いてみたい、とリクエストがあったからですが、
問題はこちら 芦屋 の代替機。
なかなか適当な機種が決まらないなか、突如浮上してきたのが
LUXMAN のフラッグ・シップ D-08u です。
長期とはいかないながら、 ここ 芦屋リスニングルーム史上 最高機種のお披露目となりました。
肝心の音のほうは、といえば さすが、歴代最上位機種の名にふさわしい貫禄を示します。
第一声から、というより 音が聞こえる直前の気配が既に今までのプレーヤーとは違います。
ヴォーカルにおいてその息遣いを聴かせるのではなく、伝えてくる、
楽器の演奏者ならば演奏をはじめるための予備動作があったことまでも
明確に、しかしさりげなく聴き手に教えてくれるのです。
その音色にやや明るさを感じるのは D-05、D-06u に共通したものを持っていますが
ふくよかさにしなやかさをともなった厚みのある低域に支えられ
スケールの大きさにおいても表現の質感の高さにおいても
このクラスならでは、というものを見せてくれました。
あくまで一時的という条件で ここ芦屋にきている D-08u 、
興味のある方はこの機会にお聴きになられてはいかがでしょうか。
Posted by 河口無線 at 17:58
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