2015年12月06日
試聴機器が変わりました。
芦屋リスニングルームのSACDプレーヤーが変更になっています。
今回導入されたのはエソテリックのK-07Xですが
鳴らしこみが進むに従い、機種変更による変化が明確になってきました。
これまでの MARANZ SA-11S3 と比較になりますが 穏やかなウォーム・トーンを基調に
バランスのとれた再生音を聴かせていた SA-11S3 に比べ 音場空間がタイトになったことが
大きな変化といえるでしょう。
十分に広い音場の中にシャープな音像が浮かぶ様は競合するライバル達と比べても
ひときわ異彩を放ちます。
弦楽器の重なりやヴィブラートの表現など、ひとつひとつをしっかりと分離して伝えるなか
同時にオーケストラの強奏やピアノの低音弦などでは厚みのある力強さを見せてくれます。
上級機譲りのしっかりとした筺体設計が支えるのは、力強さのなかにしなやかさを併せ持った
純度の高い再生音でした。
Posted by 河口無線 at 12:41
│店舗情報