2016年03月26日
DCD-SX1 導入しました。
先日、 店頭試聴機だった エソテリック SACD プレーヤー K-07Xに代わり
DENON DCD-SX1 が導入されました。
発売直後に芦屋で使用したことがあるものの、当時の印象はけっして良いものばかりではなく
「ずいぶん、ハイ・コントラストな音だな」 というものでした。
これは、もちろん十分な鳴らしこみが出来ていなかったことが原因ですが
2~3日で解消される訳もなく、芦屋で鳴らした短期間ではその実力を示すことなく終わりました。
約2年半ぶりに鳴らしてみた DCD-SX1 は見違えるほどにバランスの良い音色を
聴かせてくれました。
少々アップライトで硬質な響きが気になった前回とは異なり、今回は最初から好印象です。
適度に厚みがあり、中高音に艶があるのはDENONらしいところでしょうが、
本機ではこれが過剰にならず、ヴォーカルではリスナーに直接語りかけてくるような、
また、ピアノや弦楽器では眼前で演奏をしているような印象を与えます。
最新の録音で空間情報が豊かなのはもちろん、響きが不足しがちな過去の録音においても
痩せた印象にならないのは本機の美点と言ってよいでしょう。
DENON 伝統のアルミ砂型鋳物ベースをドライヴ・メカ と電源トランスに採用
肉厚なアルミ・プレートと銅メッキ・スチールプレートの組み合わされたトップ・プレート (左)
ドライブ・メカニズムや電源トランス、シャーシの大きな重量を支える鋳鉄製フットを採用 (右)
DCD-SX 比 1/10の位相ノイズを誇る高精度クロック
Posted by 河口無線 at 19:50
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